2009年6月16日火曜日

ウェブ標準の作業の流れ

従来のHTMLの編集はホームページビルダーなどのオーサリングツールだけで事足れりでしたが、ウェブ標準ではXHTML文書とCSSに対する2種の対策が必要となります。

XHTML側においては次のような作業の流れになります。

1. テキスト原稿を、<h1>、<p>や<img>などの要素でマークアップし、リンク指定もおこなう。
2. <div>要素などで内容を区画整理し、グループ化する。また<id>属性や<class>による下位区分の作業をおこなう。このマークアップ作業はCSS作成時にも、さらに並行しておこなうことになる。
3. XHTML文書が完成したら構文チェックをおこなう。

XHTMLソースで構文ミスがあると、正しいCSSを指定しても正常表示されないケースが多いので、XHTMLソースを適切に記述、構造化することが、シンプルなCSS制作への道です。 このあと、CSS側では、次のような作業をおこないます。

1. 構造のスタイルを示すマークアップ作業とCSS特有のマークアップ作業をおこなう。
2. 構文チェックをおこなう。
3. 各種ブラウザで表示の確認をする。この作業のためには、「ボックスモデル」「回り込み」「CSSハック」を正しく理解しておく必要がある。

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