CSS(Cascading Style Sheets)は、XHTMLの表示方法を指定するスタイルシート言語の代表です。
cascadeとは、階段状の岩に水が流れ落ちている滝のことです。
CSSの歴史は意外に古く、草案はすでに1994年には公開されています。
1996年にはCSS1が、1998年にはCSS2が公開されています。
しかし インターネットの爆発的な普及にともなうブラウザ間の競争で、ブラウザ各社は市場占有率を求めて、CSSを無視してHTMLの視覚表現を独自拡張していき ました。
CSSを実用的に使うことのできるブラウザが登場したのは、2000年頃になってからでした。
これに伴いウェブ標準 (XHTMLとCSS) を前提とするSEOやウェブアクセシビリティが浸透し始めました。
こうして2003年頃からCSSは広く普及するようになりました。
現今ではブログが CSSの浸透に拍車をかけています。
西暦 | CSSのできごと |
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1994年 | CSS草案が公開される |
1996年 | CSS1がW3C勧告として公開される |
1998年 | CSS2がW3C勧告として公開される |
2000年 | CSS3の草案が公開される |