2009年4月25日土曜日

CSSの歴史

CSS(Cascading Style Sheets)は、XHTMLの表示方法を指定するスタイルシート言語の代表です。
cascadeとは、階段状の岩に水が流れ落ちている滝のことです。
CSSの歴史は意外に古く、草案はすでに1994年には公開されています。

1996年にはCSS1が、1998年にはCSS2が公開されています。
しかし インターネットの爆発的な普及にともなうブラウザ間の競争で、ブラウザ各社は市場占有率を求めて、CSSを無視してHTMLの視覚表現を独自拡張していき ました。

CSSを実用的に使うことのできるブラウザが登場したのは、2000年頃になってからでした。
これに伴いウェブ標準 (XHTMLとCSS) を前提とするSEOやウェブアクセシビリティが浸透し始めました。
こうして2003年頃からCSSは広く普及するようになりました。
現今ではブログが CSSの浸透に拍車をかけています。

CSS関連仕様史

西暦 CSSのできごと
1994年 CSS草案が公開される
1996年 CSS1がW3C勧告として公開される
1998年 CSS2がW3C勧告として公開される
2000年 CSS3の草案が公開される